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「ホリグチシンゴ EYE-BALLS ADVENTURE:part2」 2023/7/7㈮~18㈫

「未題/Untitled」綿布・アクリル絵具、53×45.5cm、2023


タイトル:「ホリグチシンゴ EYE-BALLS ADVENTURE:part2」
日時:2023/7/7㈮~7/18㈫ 11:00~18:00 水曜・木曜休廊 *7/8㈯・15㈯は19:00までオープン
会場:柳沢画廊 http://yanagisawagallery.com
企画・運営:Gallery Pepin

トークイベント︓「アーティストとはなそう」7/15㈯16:00~17:30
ホリグチシンゴと小林優佳(GalleryPepin)によるトーク
pepin.yoyaku@gmail.comまでご予約下さい

このたびGalleryPepinは柳沢画廊を会場として、2023/7/7㈮より「ホリグチシンゴ EYE-BALLADVENTUREpart2」を開催致します。
ホリグチは京都市出身、2018年に多摩美術大学修士課程日本画研究領域を修了、その後は日本画の領域を越えた視点と
「コントロールできない部分=現象」と「作為」を積み重ねるというオリジナルの制作プロセスでバージョンアップを続け、注目を集めています。


自分は絵を描きだして十何年になるので、「絵を描くために見る」ということから逃れられなくなっている。”物を見る⇨絵を描く⇨絵が見える”という
プロセスは、最初の”見る”という工程で自分の目に縛られている以上、描ける絵の限界を作り出しているように感じる。もしもこのプロセスが反転して
”絵を見る⇨絵を描く⇨物が見える”という順番だったとしたら︖絵を描く毎に自分の目で捉えられるものが増えていかないだろうか。ただこれが現実に
ありえるとすれば、誰が描いた訳でもない絵が突如目の前に現れなくてはいけない。だけどそれは現実には起こりえないことで、虚数のようにそれにつ
いて考えている時にだけ認識される事象ではないだろうか。しかし実体のない虚数も数式を使って示すことが出来るように、実態がない視覚体験、つま
りここでは”見る前にに描かれた絵”を虚数の数式のように仮設的に受肉させることは出来ないだろうか。(ホリグチシンゴ )

今展では、ホリグチ作品のイメージである「ドット」や「箱を積み重ねた」シリーズと共に、今年4月の個展で発表したドローイング「未題/Untitled」
シリーズの新作を中心に約30点を展示予定です。
目指すのは、表現の完結ではなくバージョンアップし続けた先に見える誰も作ったことがないものを生み出すこと。とホリグチは語ります。
既存のファンの方にも、初見の方にも(埼玉初個展)、ホリグチ作品を堪能頂ける会場構成になっております。
ご高覧のほど、よろしくお願い申し上げます。

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